骨粗鬆症(骨粗しょう症)

骨粗鬆症(骨粗しょう症)とは

骨粗鬆症(骨粗しょう症)とは、骨が溶けてしまい、骨量がいちじるしく減少した状態を言います。命に直接かかわる病気ではありませんが、骨折しやすくなるため寝たきりの原因にもなります。

骨というと、固定した変わらないもののように思われがちですが、実は骨は常に溶けたり、作られたりしながら、骨量・骨密度を一定に保つ仕組みになっています。

骨は身体を支えたり、重要な臓器を守る役目をしているだけでなく、カルシウムの貯蔵庫の役割もしています。ですから体のカルシウムが不足したときには骨からカルシウムが血液中に溶け出し、カルシウムを補充します。逆にカルシウムが十分に足りているときには、溶け出した分を補修して元の状態に戻ります。

健康なときにはこのバランスが保たれて骨量は一定になっていますが、カルシウムが慢性的に不足すれば骨は溶け続けることになります。そうして骨の量が減ってしまった状態を骨粗鬆症というのです。

一般的に男女ともに30歳をピークとして骨の量は減っていきます。これは骨を作るスピードが加齢にともない遅くなるためです。そのため若いときに十分なカルシウムを摂取して、骨の量を増やしておくことが肝心なのです。骨は20歳くらいまでに形成され、20代から30代にかけて中身がつまって、しっかりとした骨になります。